上牧銅鐸出土地
所在地:上牧町上牧字観音山
銅鐸の出土地は、馬見丘陵西端の先端に位置し、葛下川流域の低地を見下ろすことができます。
銅鐸は江戸時代の文化初年に出土したもので、現在は静岡市立登呂博物館が所蔵しています。
箱書きの銘文に出土地として記されている観音山とは、明治時代の地図から現在の俗称「さね山」であることが分かりました。
銅鐸は高さ29.3pで、鐸身部分に斜格子文の縦帯と横帯を各三条「田」の字形に交差させて四区画にした袈裟襷文銅鐸です。
★古段階(外縁付鈕1式4区袈裟襷文)