【解説】
奈良県は地形や歴史的なつながりから、奈良盆地、大和高源、宇陀地域、吉野地域の4つに分けられます。
弥生時代の遺跡は、これらの地域の中でも奈良盆地に多くが所在しています。
下の地図では、遺跡の多い町村と少ない市町村を濃淡で色分けしています。
白いところは遺跡が見つかっていないところです。
色分けされた市町村をやや細かく見ていくと、奈良盆地(国中・くんなか)内の市町村に遺跡が多く見られ、生駒山麓や大和高源、宇陀地域(この地域は後期後半になると遺跡が増えてきます)、そして吉野川流域ではあまり見つかっていません。吉野川の南ではほとんど皆無の状態です。
このことからわかるように、弥生時代の遺跡は奈良県の北西部に集中しています。
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