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会誌「みずほ」
『みずほ』第43号刊行のご案内
2012年5月27日 刊行
考古学協会総会時に開催される図書交換会に合わせて、「みずほ」を刊行します。
今号では久しぶり小特集を企画しました。鉄を題材としたもので、タイトルはずばり「鉄の道」です。
中国大陸周辺について村上恭通さん、韓半島南部については韓国の若き研究者、金想民・禹炳普E金銀珠さん、そして国内については北口聡人さんがそれぞれの低域の研究状況や概要を論じてくださいました。
アジア全体から国内を鳥瞰できるもスケールの大きな内容となっており、全体を把握するにはうってつけの内容となっています。
また、黒沢浩さんには「銅鐸形土製品」について執筆されました。これも、大変貴重な論文で、個人で30頁の原稿は、みずほ初となりました。
また、これからを担う同志社大学の学部生・柴田将幹さん、そして、いつもお世話になっている森岡秀人さん、さらには、当会の代表を始めメンバーの原稿も掲載でき、充実した内容の148頁となっています。
協会販売後、各種研究会でも販売を予定していますが、大阪府立弥生博物館ショップ、橿考研附属博物館ショップ、桜井市埋蔵文化財センター、北九州中国書店、六一書房でも取り扱っていただいております。
お求めの際は、ご利用ください。
なお、前号から発行部数を削減し、定期購読を廃止して、個人寄贈も終了とさせていただいております。
皆様のご理解とご協力をよろしくお願い致します。
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第43号 1冊1,000円
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目次
巻頭言 みずほ別冊・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・池田保信 1
例会報告 奈良県の高地性集落
−近年の調査と研究を踏まえて−・・・・・・・・・・・福家 恭 2
研究ノート 奈良盆地の拠点集落の面積をはかる・・・・・・・・・・桑原久男 17
大和の弥生時代遺跡2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・豆谷和之 27
東部瀬戸内における初期弥生土器の細分・・・・・・柴田将幹 39
論文 銅鐸の周辺−銅鐸形土製品をめぐって−・・・・・・・黒沢 浩 49
小特集:鉄の道
中国・漢民族とその周辺域における初期鉄器の諸問題
・・・・・村上恭通 79
韓半島南部地域における鉄器文化の成立と発展
・・・・・金想民・禹炳普E金銀珠 93
鉄の道の終着駅−弥生時代の鉄器普及−・・・・・・北口聡人 126
学界動向 近畿の弥生集落を今後如何に究めるか
−企画シンポジウム後の覚え書きの二、三−・・・・森岡秀人 142
−頒布価格 1,000円−